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YOU and the NIGHT and the MUSIC.......momo's diary
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Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ @日本武道館 (12/8)
 2年ぶり参加のスーパーライヴ。
去年はアタシが今まで散々言ってきた「吉井にJealous Guyを歌わせたい!」願望がようやっと叶ったのだけどね、如何せん不参加だったっつー。。。
アタシが不参加のライブに限って演ってほしい曲を演る天邪鬼な吉井を放っておくワケにはいかない!と参加を決めた今年だったのでした。

以下、出演順は曖昧ですが、感想をポツポツと。

ROY (THE BAWDIES)
 ・Dizzy Miss Lizzy
 ・All I've Got To Do
今年もトップバッターはROYくん!デリコのNAOKIも一緒です。
もういい加減バンドとして参加したらいいのに!(今年はflumpoolにバンド枠を取られた・・・ぽい)
全然温まっていない会場を無理矢理盛り上げる(笑) いや、いい子だから頑張っちゃうの!
でMCがどうしても江戸っ子ぽくなっちゃう。そして歌うお顔が歌舞伎っぽくなっちゃう(アニキが気付いた)。
でもさすがソウルフルに歌いあげます。アレだよなぁインディーズで出したアルバムでI'm down演ってるんだから、それ演ってもいいのに!(去年は桑田さんに取られたw)


 ・Norwegian Wood
 ・I Want to Hold Your Hand
ヒッピーぽいお衣装で登場。んまぁなんて可愛いの!八頭身!八頭身!
何の衒いもない素直な歌い方。
ノルウェーの森で杏ちゃんのアップがスクリーンに映ったその後ろでお猿のおもちゃみたいにタンバリンを叩く吉田たかし氏・通称しーたかの姿が・・・!
そうだ、ここのとこずっと出てるよね、しーたか。。。
抱きしめたいのアレンジが斬新だったな。

藤巻亮太
 ・Stand By Me
 ・Oh My Love
藤巻くん、久しぶり!相変わらず、ちょっとこもり気味でも透明感のある歌声です。
客観的に見たら、藤巻くんが一番ストレートに表現してたかも。特にアレンジも加えず、でも愛情はひしひしと伝わるような歌い方。

LOVE PSYCHEDELICO
 ・Kiss Kiss Kiss
 ・Cold Turkey
いつもだったらトイレタイムにしちゃうデリコですが、(失礼)今回はちゃんと見た。
んーー。。。でもやっぱり好きじゃないな。。。
Cold Turkeyを笑顔で歌われてもなぁぁ。狂気を孕んだ笑い顔だったら分かるけど。

松下奈緒
 ・Woman
 ・Love
今回の女優枠(つーか枠の概念があるのか定かではないが)。
ピアノ演奏だけかと思いきや、Womanではお歌を披露。
いやー。。。数年前の鈴木京香様に引き続き、ホント女優さんて綺麗なのね(当然)。
普通の白いシャツにジーンズ、足元はぺったんこ靴なのに、何この清楚なカンジ。
Loveではバイオリン、チェロを従えてのピアノ演奏でした。
歌も上手くてピアノも弾けて女優なんて、神様は不公平です!!ぶーぶー。

THE HUMAN BEATS
(キヨサク(MONGOL800)、Mummy-D(RHYMESTER)、箭内道彦、亀田誠治)
 ・Nowhere Man
 ・Give Peace A Chance
Mummy-Dさん曰く、音楽プロデューサーと映像クリエーターとチンピラ2人だそうです。
今回のゆるゆる枠。でも皆さん実力はある方々だから、締めるトコロはきっちり締めます。
平和を我等にでは、Mummy-Dさんが原詞のあとに日本語歌詞で歌ってました。
さすがコトバスター。でも尖閣・・・とか出てきたから放送には乗らないかもね。。

Flumpool
 ・Starting Over
 ・Revolution
初登場ですんごい嬉しそうでした。MC、何を言ってるか分からないほどのアガリっぷり。
以上(笑)

絢香
 ・Don´t Let Me Down
 ・All You Need Is Love
復帰後、初の人前?だったのかな??この日一番の声援でした。
やっぱりメジャーってすごいね、強いね。。。
ショートカットになってて、卓球の愛ちゃんに似てました(笑)
Don´t Let Me Downは声質にあまり合ってない気がしたけど、愛こそはすべては出だしがゴスペルっぽいカンジですんごい合ってたな。
本人も楽しそうで、目がうるうるしてた。

吉井和哉
 ・Working Class Hero
 ・Help
ここでまさかのウチの子登場。
あれ?バンド(しーたか達)が戻ってこない!?何まさかの弾・き・語・り!?!?
と思ったら、鶴ちゃん連れて来てた!!
「後ろの人、見えますか?吉井和哉です」
全身は黒でまとめてアニマル柄っぽいストールをお召しになってました。
「あいこさんの後ってことで・・・あいこさんの透き通る歌声の後で何ですが・・・からあげみたいな声ですがよろしく!!」
えーー。。。あいこって絢香のこと言いたいんだよね??
途中、ん?みたいな表情(たぶん会場がざわついた)したのだけど、全然気付いてないww
2006年のカウントダウン(もう年が明けたのに、来年来年と連呼した事件。その後の「んぁあ??」みたいな表情が激可愛かった)の再来か??
「えっと、今ツアー中でリハーサルをする時間がなかったので、バンドメンバーを連れてきました」
・・・鶴ちゃん、超アウェイ感味わってるぽい。。。がんばれ鶴ちゃん!
「今朝の4時まで自分なりの訳詞を考えて来ました」でWorking Class Hero。
アニキとも話してたのだけど、アコギを座っての弾き語りってレアだよね??
しかも、今までの楽しい雰囲気ぶち壊しのwww激暗いカンジ、堪らんかったです!!
でも「訳詞、どこまで聞き取ってもらえるか分かりませんが一生懸命歌います」って言うけど、アンタの英語の方がよっぽど聞き取れないわよ!!
「前にも演った曲で恐縮ですが」でHelp。ピアノのみのアレンジも良かったのだけど、如何せん英語が出来ないウチの子。
いい加減、歌詞覚えなさいってば!!!
今回は皆さんと同じ、2曲のみでした。
・・・楽屋で絢香と気まずくならなかったかな、鶴ちゃん(笑)

斉藤和義
 ・Imagine
 ・I'll Be Back
ここでもバンドは戻ってこない。さては、せっちゃんも弾き語り??
でも何この安心感(笑)
「あーうー。。。どうも斉藤和義でーす。。あーうー。。。」相変わらず。
「毎年演りたいと思っていたのですが、いつも誰かに取られちゃって出来なかったのですが」
で、清志郎バージョンのImagine。さすが、安定感あーるー。。。
「あーうー。。ここで1人も寂しいので助っ人を呼びたいと思います」
ま・さ・か?!?!ウチの子呼ばれちゃうーーー?!?!
「ROYです!」 あー、そっち?(どっち?)
「いぇーーーい!!!!」 めっちゃハイテンションで登場するROYくん(笑)
「・・・元気だねぇぇ・・・」 「はい、はいっ!!!」 温度差、ハンパないんですけどww
「2人でハモリたい曲があってね・・・」 「はい、はいっっ!!!!」
んもう、可愛すぎるんですけど、ROYくんっっ!!
I'll Be Backって選曲が渋くてよかったです。せっちゃんの声が若干ROYくんに消され気味でしたが。
(声質、全然似てないもんねww)
最後、ハグし合っていて、いい2ショットが見れましたー福眼でしたっ!!

宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))
 ・Across the Universe
 ・Come Together (with 奥田民生)
あれだけ長いキャリアがありながら、アタシ的には初見でした。
(ちなみにジュンスカの寺岡さんはアタシの大学の先輩です。いらん情報ww)
「このイベント、本当に好きで、2001年、2002年とTVで観てました。いつか声掛からないかなぁと思いながら。でも2005年の頃から諦めてたんですけど、今年こうして出演させてもらえて光栄です!」
「ええっと・・・ピックを取らせてください。ポケットに入れたままで (と立ち上がってポケットを探る)・・・あ、ここにあった! (ネックのとこに挟んであった)」
スクリーンに大写しになってたから、誰もが「ピック、そこにあるじゃん!!」と突っ込んだはず(笑)
「・・・緊張しております!!!」 あーいい人だー。。。
そうは言っても安定感のある歌声。高音とか、全然変わってないです。
「ここで、ゲストを呼びたいと思います」
おーー!ここか??まさかのWカズヤか?!?!
「年は一つ上なんですが、僕、丙午の2月で・・・」
おーー!丙午!!Wカズヤか?!?!(言いたいだけ)
がしかし、スタッフがエフェクターを用意している。
「ウチの子、あんな機材つかいこなせないでしょ・・・」 とはアニキの弁。確かにorz
「学年は同じなので、タメ語で呼んでます。奥田民生!!」
あー民生さんか。。 つーか、その格好、ボーリング場の支配人か?!(THE昭和だね)
もう、ゆるゆるなんだけど、演奏はさすが。民生、やっぱりギター上手いよね(プロですから)

奥田民生
 ・Come Together (with 宮田和弥)
 ・Girl
「あ、あのー、せっかく立っていただいて何なのですが、次、暗い曲なので座ってもらっていいですよ」
皆、素直に座る(笑)
「こういうジャーン(とマイナーコードを慣らす)暗いヤツなんで」
「しかし、宴もたけなわになってきましたが」 やっぱり支配人の体。。
「こうも最後の方の出番だと、楽屋が暇で・・・というのは嘘ですが」 ・・・酔ってるの??
でGirl。 ホントに民生の選曲ってツボなんだよねー。毎回ハズレがない。
そんでもって、曲が終わった時、マイクを外して持ったまま去っていくからアレ?って思ったんだよね。
そしたらしばらくして戻ってきて(笑)「大事なことを忘れました。次の人を紹介します」
「まさに、ちょうどいい男!ちょうどいい男ーー!!ショーン・オノ・レノン!!」
あー、ちょうどいい、ってCMのね(笑)

ショーン・オノ・レノン
 ・Yer Blues
んもう、出で立ちがジョンそのもの、ちょっとジョニー・デップも足したカンジ??カッコよかったです。
あのBeautiful Boyがね。。。こんなに大きくなって。。。(涙)
でMCをちょこっとやって(内容忘れた)イキナリ曲に入ったんだけど。
最初の一音で鳥肌立ったよね!!ジョンが!!ジョンがそこに居るーー!!!
カンジとしては、ロックンロールサーカスのあのカンジです。思わずヒィィ!!と奇声出ちゃいましたもん。
会場が固唾を呑んで見つめてるのがひしひしと伝わったよねー。
いやー。。。あんな光景が見れるなんて。。。思ってもいなかったわ。。。(脱力)
(ちなみにアタシはショーンと同い年。いらん情報その2)

最後に全員登場でヨーコさんも登場。
今年はパフォーマンスはナシ(今年の小野枠はショーンだから?)(だから枠って?)
ここで出演者はだいたいイベントのTシャツに着替えるのだけど、なぜかウチの子、上着を真っ赤なコートに替えてきた!(青年館のやつかな?)
本編で目立ちなさいよ!!意味分からん。そんなとこも可愛いけど(ツンデレ)
そんでもってオノ・コード点滅タイム。
i ii iii (I LOVE YOU)ね。ホントきれいなのよねぇぇぇ。
吉井ちゃんの点滅のタイミングがずれてたのが気になったけど。リズム感ないのか?
で、今年もヨーコさんの隣にいたのだけど、相変わらず介護する元ホストみたいでした。
最後に皆でHappy Xmas、Power To The People、Imagineの大合唱。
Happy Xmasは今年も歌いだしの枠(だから枠・・・)は吉井ちゃんがいただきました!
Power To The Peopleでの杏ちゃんのハジケっぷり、去年に引き続き今年も健在でしたw
何だろ、この曲で何かスイッチが入るんだろうね。
結構いろんな人に絡んでて楽しかったのだけど、ウチの子に絡まれたら対処できないよ・・・と思っていたのだけど、大丈夫でした、絡んでもらえてませんでした(笑)
いや、あんなキュートでクレバーな子に絡まれたら、惚れてまうかもしれんやろー!
つーか、ああいう子だったら納得もするけどねっ!!
大ラス、Imagineの合唱っていつもグダグダなんだけど、今年は皆がはけた後、松下奈緒ちゃんが1人残ってピアノの独奏がありました。
これがなんとも素敵で、こういう子でもいいかな、ウチの子に。と思った次第(笑)
あ、そうだ、江口洋介さんの朗読もよかったですよ!
各所で「あんちゃん、あんちゃん」の声がありましたがww

やっぱり来てみると楽しいし、ほんわかになれるイベントです。
そして、吉井ちゃんに歌ってほしい曲が年々増えるっていうね。
もう一回GODも聴きたいし、Instant Karma! もいいし、Woman Is The Nigger Of The World 女は世界の奴隷か なんかも似合うかもね!!
なーんて、アタシが願うのは歌ってくれないんだけどね!!
| 03:57 | 見聞 | comments(0) |
「LIVE BURGER SPECIAL」 at ZEPP TOKYO (9/5)

久々にメモしておきたいライブでした。

「LIVE BURGER SPECIAL」 ドレスコーズ/ザ・クロマニヨンズ/THE BAWDIES

これがー!めっさ楽しかったー!!久々震えるほど楽しかった(どんだけ!)!
一番のお目当ては勿論ドレスコーズ。
新人バンドですから、トップバッターであろうことは容易に想像出来ます。
そうだ!ここでまず申し上げたいのは、チケットの整理番号がなんと50番台であったことです!
ZEPPですよ?!実力行使次第では最前列に行きそうなイキオイでありますが、もうそんなライブキッズじゃないしーフザケタことにサンダルで参戦だったしー(よい子は真似しないでください)中ほどでマターリ観ようとタカをくくっておったわけです。
そんなこんなでドレスコーズ。
SEはヴェルヴェットアンダーグランドの「All Tomorrow's Parties」。
うわー何か予感させるわぁぁぁ。。。
しっかし、まだシングル1枚しか出してなくてどーすんの?と思いきや、先頃1stアルバムが出来上がったそうで、そこからの曲も何曲かありましたがやっぱり盛り上がりはイマイチ。
まぁ当然っちゃあ当然ですが。
でも志磨くんの鬼気迫るお顔がまぁ何とも可愛くて。早く沢山ライブを演ってアルバムもばんばん出して成長しなはれ。。。と母のような心持でした。
そんでもって最後に志磨くんてば客席にダイブしちゃったのですが、もう少しで蹴られる距離でした。。。
でも、うん、あのレペットのお靴で蹴られてもヨカッタな、ふむ(変態か)。
東京のイギー・ポップは健在でした。それに加え、高円寺のキース・ムーンも加わってもう佇まいは最高。これからがホンットに楽しみ。

ここでセットチェンジ。
まぁキャリアから言っても次はTHE BAWDIESかなぁ?と思ったし、クロマニヨンズのファンっぽいふくよかな(笑)カップルの女子の方が、「次、ボウなんとかでしょ?」と行って下がってきたので余裕ぶっこいて中ほどのバーの所にそのまま残っていたのですが。
・・・なんか雰囲気が違う。。。
「ヒーロートー!!!もう待てねぇよーーー!!!」
「マーシー!マーシー!」  注)全て野太い声です。
やばい!下がらないとヤラレル・・・!と思った時はすでに遅し。
「人間のみなさーん!」のアナウンス。ぎえーーー!!!!
もう、久々に超絶モッシュの真っ只中を体験しました。
とりあえず、サンダルの足を踏まれないようにするのが精一杯。
あとは嵐が過ぎるのをただじっと待つのみでした。。。
でもアレだなぁ、ヒロトくんのあのロックポテンシャルの高さは上がる一方だね。
凄すぎた。久々、耳キーンなったもん。
つーか、ふくよか女子よ、ファンならばセットで気付いてくれたまえ。。。

んで最後はTHE BAWDIES。
こうなったら、意地でもここに張り付いて見届けてやろうじゃねぇか!!と半ば自棄になったのですが、幸いなことに男子率はぐぐっと下がって辺りは女子ばかり。ヨカッタ。。。
でもって、ですね。
THE BAWDIESってあまり好きじゃなかったんです。
デビュー当時、ちょうどエゾに出てたのだけど、ふーん、デリコのナオキがプロデュースかー。。。興味ないわね。と、ロック姐ちゃんのお薦めを無視しちゃった経緯があったのよね。
その後も何度かフェスで見かけたことはあったけど、ちゃんと聴いたことはなかった。
その頃のアタシの馬鹿っっ!!!ばかばかっっ!!!
ナニコレ!!超絶楽しいんですけどー!!!!
もうその予兆はSEのブルースブラザーズ「Soul Man」から始まっていたのだけど(笑)
(やっぱり直前SEって大事だね。まさにプロローグだわよ!)
勿論、ああいうマージービートは嫌いじゃないし、揃いのスーツって出で立ちも大好きなはずでしょ?!アンタっ!
ああん、もう、ROYくんがROYくんが・・・かわいすぎるぅぅ。。。
MCになると売れない芸人のような喋りになるところがまた、いい残念感(なにそれ)が出てるし、ちょっと油断するとマッチョ体型になっちゃってスーツが似合わなくなるんです・・・ってところもイカスぅ!!
そして何より、あの顔であの声。
あの(あのが多い・・・)大貫憲章さんや星加ルミ子さんが大絶賛するって、どんな子ーーー!!!
早速本日、ツタヤさんでTHE BAWDIESをあるだけ借りてきました。
DVDは買っちゃおうかなー?ウキャっ(キモいです)。

そうそう、ボウちゃんのギターの子(JIMくん)が志磨くんのことを「マリーズは『チケットのノルマ1人10枚!』とか言われてた頃から一緒に頑張ってきた仲なので、デビューライブを一緒に演れて本当に嬉しいです」って言ってたなぁ。
なんか、いいなぁ。そういうバンドの横の繋がりって。

いやはやそれにしても何度も言いますが、THE BAWDIESのクオリティの高さ、ハンパないです。
曲を知らなくても踊れるバンドって、そうそうないと思うわよね。
先日のサマソニもそうだったけど、好みのバンドを見つけるってイベントの醍醐味ですね。
しばらくは飽きずに過ごせそうです(笑)。


*これ書いてて気付いたけど、先のエントリ、マリーズのラストライブの約1ヶ月前にTHE BAWDIESも初武道館しかも全方位開放っつー凄まじいライブを演ってのけてたんだよね・・・
同じ時期に同じ思いで頑張ってきた若いバンドが同じ時に武道館を沸かしてたって、すごく素敵な符合ですねー。

| 18:18 | 見聞 | comments(0) |
毛皮のマリーズ TOUR 2011 "Who Killed Marie?" at 日本武道館 (12/5)


なんともステキなタイトルだと思いませんか?

"Who Killed Marie?" 

果たしてソレは志磨くんなのか私達なのか。
メディアなのか、はたまたロッキンオンなのか(笑)
そしてその後に続く "日本武道館"という字面。。。
その日が来て欲しいような、来て欲しくないような。
どちらにしても、しばらく心乱されることは必至なのだけど。

武道館は超満員。
否が応にもひりひりとした空気に包まれている。
皆、固唾を呑んでその登場を待っている。
その最期を見届けるために。

この日のお席はなんと最前列!
がしかし、一番端っこ。。。
これじゃ富士男さんはおろか、ヒロティも見えないよ。
ステージはいたってシンプル。
行ったことはないけど、紅布の360度開放のステージみたいだった。
あいつら、ココをライブハウスにしようとしてるな・・・
最期までマリーズらしくて、何だか笑ってしまった。
19:08頃、目の前を有賀さんが通過。
あ、始まるな。。。(笑)

予測通り、まもなくして暗転そして流れる愛の賛歌。
すごい歓声。
12月の武道館で、愛の賛歌を聴ける状況に既に感極まってるアタシ。
こんなんで、乗り切れるのかアタシ?!

志磨くんはツアー初日にあたり、ブログで「一曲目が合図だ」と言っていた。
それはニューアルバムのオープニングではなく、インディーズ時代のREBEL SONGだっつーこれが武道館公演初バンドなのか?みたいな。
もちろん、毎回ライブには登場する曲ではあるけど、一発目にコレを持ってくるあたり、志磨くんっぽい。しかもREBEL SONGって。。。(笑)
いつも(って言っても観た回数は少ないが)そうだけど、この日の演奏は特に行き急いでるというか先走ってるというか、喋る時間ももったいない、出来るだけ演奏を詰め込んでいく感があったな。
そして志磨くんが、心配になるほど鬼気迫りすぎていて、ラストまで持たないんじゃないかとも思った。
人間不信とか愛する or die を初っ端に持ってきてはいたけど、まだまだ音はバラバラ、緊張してるみたいだったけど。
それがみるみるステージを、あの武道館を自分達のモノにしていくのが手に取るように分かった。
ガンマン、生きて帰れは最初に観たワンマンライブで一発で好きになった曲。
(この曲の志磨くんと西くんのワンマイクが超絶かっこいい!)
(吉井ちゃんも歌ったらすごく合うだろうなー)
ダンデライオンはこの日一番聴きたかった曲。
すてきなモリーもコミック・ジェネレイションもMary Louも、アタシにとってすべてが大切で愛おしい曲になっていた。
一曲一曲終わるごとに、嗚呼。。と思うライブは久しぶりだ。
楽しいのだけど、これをライブで聴くのは今日が最後か・・・という思いがいちいちよぎる。
悲しくはない、悔しかった。
どうして、こんな楽曲が、もう聴けなくなってしまうんだ??
そして迎える、この日最も、世界で一番ビューティフルな瞬間。

パンクバンドだからセンチメントなことはないんです。
ってよく言えたものだわ。
センチメントの極みだわよ、この曲は。
もう泣けて泣けて仕方がなかった。
いつも通りのクールビューティーなヒロティもビューティフル。
いつの間にか、めっちゃ上手くなっていた富士男さんもビューティフル。
何度も何度も、日の丸を見上げて投げキッスをしてた西くんもビューティフル。
感極まって歌えなくなって、にやっと笑ってへたりこむ志磨くんもビューティフル。
それを埋めるように大合唱したオーディエンスも。
みんなみんな、すべての瞬間がビューティフルだった。
それが最後だから放てる美しさなのか分からないけど、志磨くんのいうところの「その瞬間のビューティフル」を求めるというのであれば、それは成功していた、と言っても過言じゃあない。
志磨くん、アナタの判断は正しかったよ。
そう認めざるを得ないね。

アンコールで出てきても志磨くんは何も語らず、それがあの饒舌な志磨くんらしくないなとも思ったのだけど、あの場所で何を言ったらいいのか?何を言っても言い訳にしかならないことを志磨くんは知っていたのだなきっと。
だから無言でアコギを携えて、YOUNG LOOSERを奏でたのだろう。
MOTT THE HOOPLEのすべての若き野郎どもの日本版とでもいうべき初期の名曲はこの日もキラキラしていた。
最後のジ・エンドに入る前、沈黙があったので嗚呼ここで話すのかな?と思いきや、志磨くんはオーディエンスの声援を小首をかしげて聞いていた。
多分、泣いていたのだろうな。泣くなら解散とか止めちゃえよ!とも思ったけどそんな簡単な問題でもないのは分かってる。でもそう思わないとやりきれない。
西くんはもうほとんど屈み込んでギターをかき鳴らしていた。
彼もきっと泣いていた。というか、会場全体が泣いていたカンジ。
皆が一音一音を大事に咀嚼するように聴いて感じていたように思う。
それは終わりへのカウントダウン。
最後のシャウト。最後のストローク。
西くんはノイズを残したまま、志磨くんはマイクを投げ捨てて、4人はステージを降りた。
なんつー。。。なんつー終わり方。。。
茫然自失した。
こんなことは、メカラウロコ8以来だったな。
「さらば青春、こんにちはボクらの未来!!」
志磨くんの言葉がぐるぐる回った。
いいんだよ、これで。
すべてのネガティブな評価は、すべてアナタへの嫉妬。
こんなことは誰もが出来ることじゃないから。
毛皮のマリーズだから許されることだから。
客だしの曲が流れる。
ボウイのロックンロールの自殺者だった。
あはは、誰もマリーを殺してないのよね。
マリーは自らを消したのだものね。。。


いい夢を見せてくれてアリガトウ。
ざらざらした感覚を思い起こさせてくれてアリガトウ。
とてもいいバンドでした。




セットリスト::

01:REBEL SONG
02:ボニーとクライドは今夜も夢中
03:人間不信
04:愛する or Die
05:ガンマン、生きて帰れ
06:ラストワルツ
07:それすらできない
08:ダンデライオン
09:BABYDOLL
10:すてきなモリー
11:コミック・ジェネレイション
12:Mary Lou
13:The Heart Of Dexie
14:JUBILEE
15:HEART OF GOLD
16:ジャーニー
17:ビューティフル

EN-1:YOUNG LOOSER
EN-2:THE END
| 18:05 | 見聞 | comments(0) |
毛皮のマリーズのこと
悲しい予感は初めからありました。
このバンドはそう長くは続けないだろうな、と。
だからメジャー移籍した時は??と思ったけど見事に裏切られた(笑)。
いや、裏切られたというより、これが彼らの予定調和だったのだろうけど。

マリーズを知ったのは勿論イエローモンキー経由。
敬愛するロック姐さんから、ももちゃん絶対好きなバンドだと思うよ、とyoutubeで教えてもらったのがシスターマンの映像で、あーあー愛の賛歌流しちゃうなんて、こりゃもう相当なイエローモンキーファンだろうね。。。と思いきや、音はぐだぐだ、つーかパンクじゃん!ふーん変わったアプローチするわねん。。程度。
その後のビューティフルのPVも何かが心に引っかかったのだけど、しばらくはスルー。
そしたらキタよね、イエローモンキートリビュート。
トリビュートライブで審美眼ブギを選曲するセンスはいいけど、suck of lifeの解釈はアタシは納得しないわよ、冒頭、アレは女子に歌わすとこじゃないよ!!と何だかファン同士の感覚。
でも完全に負けた・・・と思わせてくれたのがヒーセのバースディライブ。
アレを観た人で、志磨くんに嫌な感情を抱いた人はいないと思う。
それくらい、イエローモンキーに対しての愛情がぐいぐい伝わってきたパフォーマンスだった。
だから、マリーズ引いては志磨くんはアタシにとって「イエローモンキーのファン代表」「したいこと・見たいことを的確に体現してくれる人」だった。
アタシの、いまや血肉になっているイエローモンキーをあそこまで愛して自分に取り入れてる志磨くんを好きにならないワケがなかった。

好きな人がアタシの好きなものを好きでないワケもなく、その後単独ライブで観た志磨くんはミック・ジャガーとか清志郎とかボウイとか愛の嵐のシャーロット・ランプリングとか、潜在意識を引っ掻き出すアクションを次々と繰り出してくれて、そしてそれは徐々にイエローモンキー云々抜きにしても十分に楽しませてくれる存在になっていったワケです。

メジャーアルバム第一弾、あれは純粋にかっこよかった。
コロムビアとかディレクターとかね、ああん、もう(笑)的な要素はあったけど、これからしばらくは楽しませてくれる、と思ったね。
ティンパンアレイの頃は迷走気味なのかと思ったけど、それでも鳴らされている音は神々しくすらあって少し悲しくもあった。
少し前まで刺すぞ殺すぞ死ね死ね死ね!!と絶叫してた人とは思えない(笑)優しさに溢れてた。
このアルバムの完全再現コンサート、本当にコンサート、というか完全に志磨くんのリサイタルだったワケだけど、ビロードのプリーツカーテンの舞台にお帽子でおめかしして出てきた志磨くんは本当に綺麗だった。
この瞬間がずっと続けばいいのに、と思った。
心のどこかで悲しい予感は続いていたけど。

第三弾アルバムがアビーロードで録音、そしてツアー最終日が日本武道館と聞いて、その悲しい予感は日に日に強まっていったワケで。
だからアルバムの全容が発表され解散が発表された時も、ああやっぱりか。。。とさほど驚かなかったのだけど。
悲しい予感は、浸れば浸るほど怒りに繋がっていくのだなー。
「解散」ということが、どれだけの暴力になるのか、この人は知っているハズなのに誰よりも知っていて然るべき人なのに、なぜそれをするのか。
しかもコレはジギースターダストか?ベルベットゴールドマインか?踏襲するのもいい加減にしてくれ。。。
愛と憎しみは表裏一体。
解散報道のラジオも雑誌も一切耳にも目にも入れる気がおきなかった。

でもね。
THE ENDを聴くとね。

終わりを告げることの方が告げられるよりも辛い、ということがひしひしと伝わってきて。
志磨くんを憎むことなんて出来なかった。
勿論、憎むなんて最初から出来ないのだけど。
聴きながらおいおいと泣いてしまった。
通勤の時になんて、聴けたもんじゃない。
このアルバムとはきちんと対峙しないといけない。
そうすることで自分も何かを終わりにすることが出来る。
まだよくは分からないけど、とにかく「きちんと」したいんだ。

アビーロードで録音された楽曲はさすがにロンドン臭がハンパなくてそれが微笑ましかったりしたのだけど、一番泣いてしまったのがダンデライオンで、ある種NAIにも通じる喪失感を感じたな。
吉井ちゃんが昔、号泣してしまったという髪結いの亭主もそう、幸せに対する不安だった。
幸せを素直に幸せ、と捉えられない人は幸せになんかなれないよ!とか言われてもね。
そこに安住するような彼じゃない。
志磨くん然り。吉井ちゃん然り。
それに仕方がない。
アタシはそういう人だから好きなんだもの。

イエローモンキーがいなくなって、バンドに対してそういう感情を抱くなんてもうないと思っていた。
でも、そうじゃなかった。
こんな気持ちにさせるなんて、さすがアタシが見込んだバンドだ(笑)

そして訪れる運命の2011年12月5日・・・
| 15:11 | 音楽 | comments(0) |
ROCK IN JAPAN FES.2011 (8/7)

フェス人生9年目にして初めてのRIJF参加。
そこで思ったこと・気付いたこと・思い出したことを徒然。

もちろん今回の大本命は吉井和哉だったわけですが、いやもちろんもちろん良かったですよ、貫禄があって。
なんつーか、もう「アタシの吉井ちゃん」じゃなくて「みんなの吉井ちゃん」って感じでした。
ツアー後約1ヶ月のブランクを感じさせないくらい声も出てたし。歌詞はぐだぐだだったけど。
ただね、ハラハラしないっていうか予定調和すぎちゃった感は否めないです。
それは確かに「確実にある程度の実力を発揮できる」という意味では大事なのかもしれないけど「ある程度の」ってとこが重要であって、「アンタ、ホントはこんなもんじゃないだろ?!」ってのはありました。
それでも『球根』はツアーで何度も聴いたにも関わらず、とてもエモーショナルで泣きそうになったし(泣いてはNAI)、『FLOWER』も今まで聴いた中でダントツNo1でした。
あとね、バラ色はやっぱり聴きたかった。
アタシにとってあの場所でバラ色を聴くことはもうんのすごく意味のあることだったし、生形さんが出てきた時には確信したのだけどね(笑)、そういうトコロは裏切るんだよね、このドSが(笑)。
(つーか「スペシャルゲスト!」と言われたら「え?エマ?エマ?!」と思ってしまうよ・・・)

で、もう足イタイ・・・歩けないよ・・・と一瞬はマリーズを諦めようと思ったのだけど、フォレスト付近でもうすでに愛の賛歌が流れてる・・・!と思ったら走れた!
何というアドレナリンのなせる業!(荷物ませてしまった姉さん兄さん、すまんでした)
かいくぐってかいくぐって割と前の方に行けたのだけど、到着した時には『ボニーとクライドは今夜も夢中』も終わりかけで志磨くんのお帽子姿は見れなかった。
セットリストを覚えるのがこの世で一番苦手なももちゃんなので非常にあやふやですが、

1.ボニーとクライドは今夜も夢中
2.REBEL SONG
3.ザ・フール
4.すてきなモリー
5.baby doll
6.ハート オブ ゴールド
7.Mary Lou
8.ビューティフル
9.コミック・ジェネレイション
en:
 ジャーニー

こんなカンジだったと思う(笑)
それでですね、もちろん、モリーの時に志磨くんがヒロTにちゅっちゅしてたこととか西くんのかっこよさとか色々あるのですが、今回ホントにぐぐっときてしまったのはビューティフルで。
「1カメ、2カメ、3カメさん、今日一番ビューティフルな瞬間ですよ!」ってまた志磨くん言ってるよぉ、と微笑ましくみてたのですが。
「昔のロックを聴きながら ロッキンジャパンを読みながら」
あ、もちろんロッキンジャパンの件は「今週のジャンプを読みながら」ですよホントは。
(*あ、すんません、「今週のジャンプに泣きながら」ですた。。)
コレ聴いたらずばーんと昔を思い出した。
昔というか、ロックを初めて聴いた頃ね。
その頃のアタシのバイブルは宝島社のキューティーとそれこそロッキンオンだったわけですよ。
小田島久恵のレポとか和田ラヂオの漫画とか渋松対談とか、そういうのでアタシのロック感は形成されていき、丁度カート・コバーンが自殺した頃で、何かもうこの世には楽しいことなんてないのかな、ジミヘンもジャニスもブライアン・ジョーンズもいないし、ジョン・レノンだって殺された。きっと27歳以上生きてたって楽しいことなんてないんだよ悶々。。とメンドウクサイ当時のアタシはそんなことを考えてロッキンオンを読みながらジャズ喫茶で学校をサボタージュする日々(笑)
でも色んなことが知りたくて岩波文庫読み漁ったり、好きな先生には色目を使ったり(嘘)、CD大人買いしたりと「知りたい欲求」だけはもりもりあった。
そんな自分も27歳を無事に乗り切り(当たり前だ)なんとなく日々をこなして生きている。
もちろん毎日楽しくないワケではない、どちらかというと楽しい方だと思うのだけど、あの頃みたいにひりひりとした感覚はなくなってきているな面の皮が厚くなったのだからひりひりも感じないのかもしれないけど。
そんな時にマリーズ聴くとね、もうカサブタというか厚くなった皮をめりめり剥がされるというか、思い知らされるのだよね、予定調和に生きることがどんだけつまらないか。
もちろん市井の臣ですからそうそうジェットコースターみたいな人生である必要はないけれども、せめてロックだけは、ロック聴いてる時だけはどきどきしたいよなぁ、と思うワケさ。
マリーズみてると本当に何を仕出かすか分かったもんじゃない。
阿吽の呼吸なんてこのバンドにはありません。
皆、志磨くんが次にどんなアクションを起こすか、気を張っている。
たぶん志磨くん本人も自分自身がコントロールできない時があるのだろうな。
この日も一人カラオケ大会になっちゃって大幅に時間押し、ジャーニーの時には花火があがっていた。
でもまぁそれはなんとも美しい光景で、何だか知らないけど笑いながらノォーーーーーフューーーーチャァァァーーーーーー!!!と叫びたくなるような瞬間だったな。
どこかのタイミングで志磨くんが「俺たちは勝った!」と言っていたが、本当にそれは言い得て妙でもちろん震災とか理不尽な人災とかに打ち勝つってこともあるのだろうけど、人生いつでも勝ち負けなトコロはあって、だからこの日のマリーズは誰よりもビューティフルでNo1だったと思う。
それはもう吉井ちゃんには言えないことで、だって将棋で言ったら(おっさんかよ・・・)角とか飛車が「勝ったぁぁ!」って言ってもそれは当然といえば当然で(だからこその葛藤もあるだろうけど、人には来るべき役割がある)香車みたいに突っ走る今のマリーズだから言えることなんだよね。

とてもよい流れで吉井ちゃん、マリーズを観れた。
しかも「あの場所」でこういう感覚を思い起こさせてくれたことに本当に感謝。

| 11:42 | 見聞 | comments(0) |
10年目に思う
思い起こせば、味気のない21世紀を送ってまいりました。
ミレニアム早々、ワタクシの愛した殿方は次々と姿を消しました。
一番楽しいはずの年代、一番輝いているはずの年代をワタクシはひたすら待つということに撤しました。
ある人は笑って、ある人は悲壮な面持ちで、叶うはずもない再会を匂わせて。愛してるよ、と呟きながら去っていった彼らを待つことがいつしかワタクシのアイデンティティとなりました。
根拠はなくても、何か信じ込むものがあるというのは救われます。
でもそれも束の間、所詮虚構の上に築いたものはあっけなく崩れます。
本当に全てを無くした時、ワタクシにはそれを嘆く気力はもう残ってはいませんでした。
無無無無無。。。
。。。。。

それでも。
ワタクシは生きている。
アナタもあの人も生きている。
そして、あの頃と変わらず…というと嘘になるかもしれないけれど、やっぱり懲りずに愛している。
それでいいのではないですか?
もう、先に進みましょう(私)
昨年末、何かを吹っ切ったように朗々とステージをこなすアナタを見ていたら、流石に実感せざるを得ません。
あれから10年経ったんだ。。。
アナタもワタクシも年を重ねました。
そしてようやく色めき立ってきたのでしょう。
悲しみ切なさは消えることはないけれど、悦びで上塗りすることは出来るのですね。
けれどもやはり、これだけは不変の事実。
10年前のアナタはこの世のものと思えない美しさでした。
気持ちは移ろいでも、それだけは変わりません。
今はそれがワタクシのアイデンティティですから。
| 20:08 | 黄猿 | comments(0) |
修羅場未遂・2010初秋編
皆さん、数日前に起きた、私の修羅場未遂事件を聞いてください…(人妻の告白風)

最近色んな意味で懇意にしてる(笑)男性がいるのですが、仮にAくんとしましょう、その日もウチに泊まりに来ていて、翌朝、前日の残りの肉じゃが(モテそうな手料理第3位)と、ひじきと人参のきんぴら(同ランク第12位)(桃ちゃん調べ)(つーか桃屋みたいな言い方しないでください!)を温め直し、早めのお昼の用意をしていたところでした。
Aくんが何も言わずに外に出て行ったのでどうしたのかなー?と思い、窓越しに見たらケータイ灰皿でタバコを吸っていました。
別に部屋で吸っていいのにー。。と思いつつ、戻ってきたAくんとご飯を食べようとした矢先。
ぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーん…(連打)
ぎょっとしながらモニターを見るとそこには誰も映っていません。
。。。そーゆうコトするの、Tさんしかいないー!!
ヤバイよヤバイよ!
Aくんは悠長に「何屋さんー??」と聞いてきます。
何屋さんて!コワイおっさんだよ!
即座にTさんに電話し、急いで窓とカーテンを閉めて回ります(悪魔避け?)。
「…開けてよー。。。」
「つーか、何してん?!?!今日仕事でしょー?!?!」
「だって3週間も会ってないじゃん?仕事の合間に会いに来たんじゃーん!」
いらねー!そんな気遣い!少なくとも今は!
冷静を装って言います。
「今ね、妹が来てるんだよ」
「妹??ホントに?ヒゲ生えてない?」
ヒゲは生えてないっ!スネ毛はあるけどっ!
「さっきさー、家の前通ったらお兄ちゃんがタバコ吸っててさー、サッシ開いててカーテンが揺れてたから、もう起きてるんだぁ、と思って。そこから入っちゃおうかなーと思ったんだけど通行人に怪しまれてもヤダしー…」(注:ウチは1F)
きゃー!きゃー!入られなくてヨカッタぁぁぁ!!
つーかAくん目撃されとるし!!
そーいや窓越しに外覗いた時にTさんぽい車が通ったような通ってないようなー。。。
「ま、ま、まだ妹寝てるし、起きたらすぐ帰すから取り敢えず帰ってくれる??」
「えー!ドアも開けてくれないのぉ?」
「ダメ!妹、ケツ出して寝てるし!」
「んー、分かったよぅ。妹、帰ったら連絡して」
ハイ!します!ソッコーしますから帰ってください!
電話越しにETCカードがどうとかのアナウンスが聞こえます。
あーヨカッタ!車乗ったね!
ぐったりして部屋に戻るとAくんが申し訳なさそうに「ヤバかった?」と言うので「うん、でも血を見なくて済んでヨカッタよ」と思わず言ってしまいました。
だってだって!
鉢合わせしてたら間違いなく絶対100%、TさんはAくんをぶっ飛ばしてたでしょう。
そういう人ですTさんは。
そうなったら可哀そうじゃないですか、Aくんが。
別にTさんに対して悪いことをしたと思ってないし、このままいい方向(?)に向かえばいつかはTさんとは終わりにするけど、今回みたいな状況でバレるのは私の本意ではないワケです。
ホント、この日は色んなことがギリギリのところで回避されました。
・私が外でタバコを吸ってるAくんに話かけてたら。
・Aくんが家に入ってくるタイミングでTさんが来ていたら。
・その時、ドアのロックを掛け忘れていたら。
・Tさんがウチの鍵を持っていたら。。。
おおお恐ろしい。。。ガクガクブルブル。。。
そのあとTさんから「妹、まだ帰らないのー?」と何度もメルがあるので仕方なくAくんに帰ってもらいましたがー。。
もうソッコーで部屋中ファブリーズ&クイックルワイパー&香水撒き散らしましたよ。
ふぅ。。。やれやれ。。。
次回はもっと気を付けよう。。。と心に誓いましたアーメン。
| 20:51 | 徒然 | comments(0) |