Search this site
YOU and the NIGHT and the MUSIC.......momo's diary
<< 修羅場未遂・2010初秋編 | TOP | ROCK IN JAPAN FES.2011 (8/7) >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| | - | - |
10年目に思う
思い起こせば、味気のない21世紀を送ってまいりました。
ミレニアム早々、ワタクシの愛した殿方は次々と姿を消しました。
一番楽しいはずの年代、一番輝いているはずの年代をワタクシはひたすら待つということに撤しました。
ある人は笑って、ある人は悲壮な面持ちで、叶うはずもない再会を匂わせて。愛してるよ、と呟きながら去っていった彼らを待つことがいつしかワタクシのアイデンティティとなりました。
根拠はなくても、何か信じ込むものがあるというのは救われます。
でもそれも束の間、所詮虚構の上に築いたものはあっけなく崩れます。
本当に全てを無くした時、ワタクシにはそれを嘆く気力はもう残ってはいませんでした。
無無無無無。。。
。。。。。

それでも。
ワタクシは生きている。
アナタもあの人も生きている。
そして、あの頃と変わらず…というと嘘になるかもしれないけれど、やっぱり懲りずに愛している。
それでいいのではないですか?
もう、先に進みましょう(私)
昨年末、何かを吹っ切ったように朗々とステージをこなすアナタを見ていたら、流石に実感せざるを得ません。
あれから10年経ったんだ。。。
アナタもワタクシも年を重ねました。
そしてようやく色めき立ってきたのでしょう。
悲しみ切なさは消えることはないけれど、悦びで上塗りすることは出来るのですね。
けれどもやはり、これだけは不変の事実。
10年前のアナタはこの世のものと思えない美しさでした。
気持ちは移ろいでも、それだけは変わりません。
今はそれがワタクシのアイデンティティですから。
| 20:08 | 黄猿 | comments(0) |
スポンサーサイト
| 20:08 | - | - |
コメント
コメントする